空き家問題について

March 29, 2018

弊社では、じっくり取り組んでみようとテーマに挙げている空き家問題。

一つは、空き家が増えることによる環境悪化や、周辺住民の方の資産評価の下落防止。もう一方では、空き家を活用する事で住宅環境を改善すること。

空き家が増える事で起きる環境悪化とは、空き家が増えるとそこに所在不明の人が住みついていたり、夜など明かりがない事で犯罪が起きやすくなり危険度が増したり、住民が減少する事で商店などが減って生活環境が不便になったり。

資産評価の下落とは、放置された空き家が倒壊の危険な状態にあったり、雑草が激しくゴミなどの不法投棄が起きたり、異臭が発生したりする事で環境悪化が地価を押し下げていく事に繋がるものです。

一方で、空き家を活用する意味としては特に母子家庭などで多くみられるそうですが、家賃の関係で世帯人数に対して生活面積が狭い住宅に入らざる得ない世帯への提供。うまく直して使う事で、安く提供をできれば子供がいる世帯が増える事で周辺の地域の活性化にも繋がりますし、何よりも人が住む事で住宅は寿命が伸びます。地域、入居者、所有者、お互いに良い効果が生まれるのではないかと思っています。

 

世の中的には、問題視をされて何年か経つのですが意外と実は進んでいません。

というか、問題はさらに深刻になっている気がします。

一つは、空き家に加え所有者不明土地の問題。実は、九州全体と同面積ぐらいの所有者不明の土地があるそうです(2040年には北海道全体と同面積まで増える見込み)。特に相続に絡む部分が大きいので、今不明だとさらに相続が発生すると倍々に増えてしまいますね。

さらに「2022年問題」と言われている生産緑地の期限切れによる大量の住宅用地の発生。全国で約4,066万坪ですが、東京都だけで997万坪あるそうです。

 

そうなると、官公庁は空き家のみならず所有者不明の土地に対して予算とマンパワーを配分していかなければならず、民間企業のデベロッパーやハウスメーカーは新たに発生する土地の取得と利益率の高い新築に動くでしょうから。

どうしても利益に繋がりにくい空き家を活用するという話は全面に出にくい感じのようです。

 

なかなか難しい環境ではありますが、引き続き弊社ではこのテーマに取り組もうと思っていますので、ご相談・ご依頼ありましたら、ぜひお問い合わせ下さい。

 

 

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